みなさんは超音波と聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか?
なにやら、SF映画にでも出てきそうな、そんなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、超音波の話を始める前に超とは何?、音波とは何?から始めたいと思います。そんな事は分かっているという方は、飛ばして下さい。
超という言葉を辞書で引いてみました。下のように書いてあります。
1)限度を過ぎる。
2)かけ離れて優れていること。
3)とびきり。
今度は、超が頭につく言葉を探してみました。超人や超音速などが見つかりました。どちらともその言葉の意味は、ある程度イメージできると思います。
それでは、音波はどうでしょう。音波といわれると、少し難しく感じるかもしれませんが、大したことはありません。音波=音と考えてもらって結構です。
それでは、超音波に話を戻します。
超音波とは、簡単に言えば、人間の耳に聞こえる音より高い音(人の耳には聞こえない音)のことなのです。
自然界においては、コウモリが障害物との距離を測るのに超音波を使っていることは、よく知られている事実です。また、イルカは仲間とのコミニュケーションの手段として、超音波を使っていると言われています。
また、超音波を利用した物に魚群探知機や海底探査機等があります。
ここからは数字がでてきますので、興味のない方は飛ばしてもらって結構です。
人の耳に聞こえる音は、一般に20Hz(ヘルツ=1秒間に振動する周波数)~20.000Hz(=20kHz)と言われています。超音波検査で使われる音は、2M(メガ)Hz(=2000kHz=20.000.000Hz)~10MHz(=10.000KHz=10.000.00Hz)ですので、私たちが聞きとれる音の何百倍もの周波数をもっていると言うわけです。
超音波の、その”超”音波ぶりはおわかりいただけたでしょうか?
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